こひつじの家・鉄道用語

鉄道用語「は」

・排気ブレーキ《はいきぶれーき》〔exhaust brake〕
 ディーゼルエンジンの排気管の途中に設けたバルブを閉じ加減することによって排気ガスの排出を阻害し,排気ガス圧力によってエンジンの回転抵抗を増大させることによって強力なエンジンブレーキ力を生じさせるもの。新しいタイプの気動車に用いられている。

   鉄道技術用語辞典(鉄道総合技術研究所編 丸善 1997)-563

・排障器《はいしょうき》〔life guard〕
 線路上の障害物による車両の損傷や脱線を防止するために,先頭列車の先端に取り付けられるもの。外からもよく見えるスカートともいわれる大きくて分厚いものと,台車の車輪直前にレールから 10 センチ以下の位置に取り付けらてた小さなものとがある。小さいものは小石などを跳ね飛ばして,車輪が乗り上げたりすることによる車輪の損傷や脱線を防止する。

   鉄道用語事典(久保田博著 グランプリ出版 1996)-235

・ハコ・はこ ★
 電車客車のこと。

・橋桁《はしげた》〔bridge girder〕
 橋において,橋台橋脚間に渡す構造物。橋桁を構成する材料によって鋼桁鋼橋);コンクリート桁)>;合成桁に分けることができる。

   鉄道技術用語辞典(鉄道総合技術研究所編 丸善 1997)-571

・発電ブレーキ《はつでんぶれーき》〔dynamic brake〕
 発生した電力を抵抗器で熱に変える方式の電気ブレーキ。日本では1957年から採用している。
  参考⇒回生ブレーキ

   鉄道用語事典(久保田博著 グランプリ出版 1996)-237
   鉄道の科学(丸山弘志著 講談社 1980)-226
   [JR全車両ハンドブック1999](ネコ・パブリッング 1999)-116

・バラスト〔ballast〕
 道床に使用される砂利砕石

   鉄道用語事典(久保田博著 グランプリ出版 1996)-238

・バラスト道床《ばらすとどうしょう》〔ballast bed〕
 路盤の上にバラストを敷いてまくらぎを支持する方式の道床。まくらぎからの重圧を効率よく分散させて路盤に伝えること,振動を吸収してくれること,軌道狂いの修正が楽なこと,排水が良いこと,建設費が安いことなどの利点が多く,歴史が古いこともあって,最も広く用いられている。

   鉄道用語事典(久保田博著 グランプリ出版 1996)-238
   鉄道工学ハンドブック(久保田博著 グランプリ出版 1998)-50

・バラストネット〔ballast net〕
 高速で走行する列車に付着した雪塊が落下したときにバラストを跳ね飛ばしてしまうことがある。バラストが飛散すると,列車だけではなく線路の外にいる人や建物などに危害を加えることがあるので,それを防止するために張るネット。

   鉄道用語事典(久保田博著 グランプリ出版 1996)-580

・反位《はんい》
 通常セットしてある定位の状態から切り換えたポイントの状態。反位に切り換えて車両が通過した後には定位に戻しておく。
  対比⇔定位

   鉄道用語事典(久保田博著 グランプリ出版 1996)-239

・ハンガ〔hanger/dropper〕
 カテナリ吊架式架線において,吊架線《ちょうかせん》あるいは補助吊架線トロリ線を結ぶための金具。針金(バー)と下端部のイヤーから構成される。吊架線とトロリ線を電気的に絶縁する必要があるところには絶縁ハンガが使用される。

   鉄道技術用語辞典(鉄道総合技術研究所編 丸善 1997)-583

・半自動踏切《はんじどうふみきり》〔semi-automatic crossing〕
 基本的には自動踏切であるが,手動で操作できる出発信号機などにも連動して動作する踏切駅構内に隣接したところに設けられる。

   鉄道技術用語辞典(鉄道総合技術研究所編 丸善 1997)-583

・番線《ばんせん》〔line number〕
 駅構内本線に付けた番号。多くの場合は相当するプラットホームがあるが,JR名古屋駅の9番線のように ,プラットホームがない場合もある。番号は一般的に駅本屋がある方から順に付けられるが,JR東海道本線の尾頭橋駅などのように反対側から付けられたり,欠番があったり,番号が飛んだりなどの例外も多い。

   出会い・発見の旅[中央線全駅乗り歩き](澤井泰著 リバティ書房 1998)-33

・パンタグラフ
 電気車が架線から電気を取り入れる装置。頂上には集電舟があって,バネなどの力でこれを押し上げるような構造になっている。集電舟には架線と接触するための摺板が取り付けられている。また必要に応じて架線から離すことができる。従来からあった菱形パンタグラフや,新幹線や一部の電気機関車電車などで用いれれている下枠交差形パンタグラフ,最近よく用いられるようになったシングルアーム形パンタグラフなどがある。
 パンタグラフを押し上げる方式は,電気機関車では圧縮空気による空気上昇式,電車はバネ上昇式となっている。

   鉄道用語事典(久保田博著 グランプリ出版 1996)-239
   ここまできた鉄道車両(宮本昌幸著 オーム社 1997)-24
   鉄道の科学(丸山弘志著 講談社 1980)-163-164


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